MS−DOS(windows)の基礎

どうしてMS−DOSの知識が必要なの? 
 新しくパソコンを始められる人は、ほとんどがワープロや表計算などの仕事にすぐ使えるソフトに ふれるでしょう。あなたが現在使っている、ほとんどのアプリケーションソフトは、MS-DOSの上 で動作しています。しかし、MS-DOSなんか知らなくても、全く支障がないように思います。本当 にそうでしょうか? 自動車を運転するのに、バッテリーやオイルの働きを知らずに運転している ようなものです。パソコンの勉強は基本が大事ですので、MS-DOSの基本を身につけましょう。
   ※WindowsXpもMS-DOSの上で動いています。

ディレクトリって何?
ディレクトリという言葉を説明する前に、私達の身近なところでたくさんさの書類を整理する場合 を考えて見ましょう。書類には、その用途、性質によっていろいろなものがあります。こっれらす べてを一つの引出に保管していたのでは、必要な時にすぐに取り出すことが、難しくなるでしょう それを回避するためには、用途別に書類を整理して別々の引出に保管すると言ったことを、普段か らやつておらなければなりません。  MS-DOSでは、この書類一枚一枚がファイル、キャビネット の引出一つ一つがディレクトリにあたります。さらにキャビネット自体はドライブと言うことです

階層ディレクトリ
 ハードデスクを初期化すると、このとき一つだけのディレクトリが作成されます。これが「ルート ディレクトリ」と呼ばれる物です。先ほどの例でいうとキャビネット本体と言うことになりますが 作られたばかりのキャビネットには引出が無く、中は空洞になっています。「ルート(ROOT)」 とは「根」という意味ですべてのディレクトリの根幹で有ることを表します。MS-DOSではこの 「ルートディレクトリ」の中に別のディレクトリを作成して、その中にファイルを保存することが出来ます。後から作るディレクトリを「サブディレクトリ」といいます。サブディレクトリの中にさらに別のサブディレクトリを作ることも可能です。これを階層ディレクトリと呼んでいます。

◇パス名
 パス名とはディレクトリ名を「¥」で区切って並べた物です。カレンディレクトリ以外にある ファイルを指定する場合には、ファイル名の前にパス名を付けなければなりません。

Windowsでは「C:\koronoheya\index.html」と表記し「C」ドライブの中の「koronoheya」のフォルダの「index.html」と言う意味です。インターネットでは「UNIX」のOSで動かしていますので、ドライブの観念が無く「/」(ルート)のkoronoheya「デレクトリ」(フォルダ)「ファイル」と置き換えてください。FTP転送ソフトで接続すると分かります「/」の表示がでるはずです。ほんの一部ですが参考にしてください。       /koronoheya/index.html